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蝶の標本〜もうひとつのトパーズ〜
第2章 アバンチュール
「イッたのか?
イク時は、ちゃんと言わないとダメじゃないか?」と言って、
お尻をぶつ。


「ああ…んっ。
ごめんなさい。
イッてしまいました」

痙攣してしまい、
力が抜けてしまう。


「ダメだよ。
僕がイクまで、
我慢しなさい」と言って、
また、お尻を叩く。


「あんっ…。
気持ち良いの」


「叩かれるのが良いのか?
じゃあ、もう動かさないで、
叩くだけにするか?」


「嫌っ。
動いて?
ナカを掻き混ぜて?」


私は自分で腰を動かしてしまう。



「淫乱なオンナだな?
ナカに挿れられるなら、なんでも良いのか?
料理に使ってた人参でも大根でも突っ込んでおこうか?」


「違うわ。
貴方のが…
和仁さんの…オチンチンが良いの」


グイっとナカで更に大きくなったような気がした。


「なんていう言葉遣いをするんだ。
下品でいやらしいな」


そう言いながら、激しく腰を打ちつけて、
ナカに精を吐き出した。


そそくさとすぐに抜いてしまうと、
ティッシュで拭こうとするので、
私は舌で舐めて、
吸い上げるようにして綺麗にする。



「くすぐったいよ?」と、
私の動きを止めてしまう。

私は少し、
物足りなく思ってしまう。


「そんなこと、しなくて良いよ。
梨香子さん、ありがとう」と言って、
抱き締めてくれる。


「さあ、寝ようか?」と言うと、
ストンとすぐに眠ってしまうので、
私は取り残されたような気持ちになる。


下品な言葉?
そういうの、嫌なのかしら?
でも、余計に大きくなった感じもあったけど。


和仁さんの気持ちや考え方、
全然理解できない。


それに終わった後も…
もっとイチャイチャしたいのに…。


そう思いながら、
仕方なく寝ることにした。
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