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大魔女の遺言~子作りしないと出られない部屋に閉じ込められて~
第8章 初夜③
レイの指が布の上から秘所を擦ると、ぬるっと滑る感覚が伝わってきた。明らか、普通に布が擦れたのではなく、潤滑油となる何かの上で滑っている。
気持ち良くなっていたのは彼だけではないといやらしい方法で暴かれ、サラサは顔を手で覆った。真紅の髪から覗く耳たぶは、髪色に負けないくらい赤く染まっている。
突然耳の孔に、ふっと熱い息が吹きかけられ、ピクンと身体が震えた。
「でもまだ足りない。もっともっと……下着がぐちゃぐちゃになるくらい気持ち良くなろうな、サラサ……」
答える前に唇が塞がれた。再び粘着質な音が、口内から耳の奥へと届けられる。さっきよりも一段と纏わりつく舌の動きが激しいのは、清楚な彼女の女としての一面を垣間見たからだろうか。
口内を犯しながら、彼の手が寝衣の両肩紐を解いた。音もなく落ちた紐が、少し紅潮した白い肌の上に落ちる。胸元が捲れるのを防ぐため、慌てて両手を添えたサラサだったが、
「隠すなよ」
端的な言葉の背後から溢れ出る熱とともに、胸元の布がずらされた。肩紐の支えを失った布地は、緩く押さえていた手をすり抜け、隠されていた膨らみが零れ落ちる。
気持ち良くなっていたのは彼だけではないといやらしい方法で暴かれ、サラサは顔を手で覆った。真紅の髪から覗く耳たぶは、髪色に負けないくらい赤く染まっている。
突然耳の孔に、ふっと熱い息が吹きかけられ、ピクンと身体が震えた。
「でもまだ足りない。もっともっと……下着がぐちゃぐちゃになるくらい気持ち良くなろうな、サラサ……」
答える前に唇が塞がれた。再び粘着質な音が、口内から耳の奥へと届けられる。さっきよりも一段と纏わりつく舌の動きが激しいのは、清楚な彼女の女としての一面を垣間見たからだろうか。
口内を犯しながら、彼の手が寝衣の両肩紐を解いた。音もなく落ちた紐が、少し紅潮した白い肌の上に落ちる。胸元が捲れるのを防ぐため、慌てて両手を添えたサラサだったが、
「隠すなよ」
端的な言葉の背後から溢れ出る熱とともに、胸元の布がずらされた。肩紐の支えを失った布地は、緩く押さえていた手をすり抜け、隠されていた膨らみが零れ落ちる。