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秘蜜の保健室〜先生と私のイケナイ関係〜
第3章 ユウウツな午後
武藤先生とも、金子先生とも違う

華奢な身体


有坂さんも私と同じでまだ

蕾だ


「有坂さん、離して、なんだか恥ずかしい」

「あ、ごめんなさい
部活で良くやるのよ、頑張った時とか、
仲間と抱き合ったり」


えへへ、と笑いながら有坂さんは私を離してくれた。


「そうなんだ……、私、そういうの経験ないからビックリして」

「わたし、橋本さんと仲良くなりたい、もっと、もっと」

「ありがとう、私って友達出来たことないから、嬉しい」


私は、素直な気持ちを

伝える



「武藤先生いるかな?」

有坂さんが保健室のドアをノックすると

「どうぞ」



先生の声がした



あの日、フラれてから一週間ぶりに聞く

先生の声


じ……ん、胸が苦しくなる

「先生~、橋本さんが気分が悪くなって
少し休ませてください」


私は、先生の顔が見れない

「有坂さん、ありがとう、後はわたしに任せて、教室に帰って良いわよ」

「はい、それじゃあ、橋本さん」

「ありがとう、有坂さん」

有坂さんは先生に軽く会釈すると、保健室を後にした


私は、先生の顔を見れずに


どうして良いか分からずに

立ち尽くす。


「橋本さん……、とにかく、ベッドに横になりなさい」

「はい」


私はベッドに腰かける

すると


先生が私を抱きしめて


きた




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