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狂愛の巣窟
第5章 【隣人に魅せられて…】
「ハァハァ……良いよ、そのまま来て…っ」
言われた通りに激しく突き上げてきて、私は口を塞いで快楽を感じていました。
背後で荒くなる息遣い。
肌同士がぶつかる音。
体液が絡み合う。
「あんっ……」
思わず出てしまった喘ぎ声に反応して、和泉くんは私を強く抱き寄せ大きな手で重なるように口を塞いでくれました。
耳に息がかかる距離。
「あ……凄く気持ち良いです……ハァハァ…」
中でどんどん固くなって膨らんでる。
でもまだダメ……届いてない。
私からも動いてあげる。
お願い、耐えて。
「和泉くん、もっとココ…突いてっ」
「ハァハァ……はい…っ」
「あんっ…そこ」
完全に声を出さないのなんて無理。
激しくされたらそれ相応の声が出てしまう。
前に向いて対面立位だとキスで塞げるね。
「も……もうヤバいです」
「ん……良いよ、イっても」
「ハァハァ……はい」
私の中で果てる寸前は絶頂の渦真っ只中で必死に抑えても追撃ピストンには勝てないの。
「うっ……あぁっ……口で受けるからぁ…っ」
「うっ…出るっ」
すぐにしゃがんだつもりでもちょっと胸あたりに射精が飛び散った。
口内に入ったが顎にも垂れて指で止める。
お掃除フェラしながらゴックンするの。
本当、15分ぴったり…なんてね。
「またね」と手を振ってお見送りする。
汚れた服を洗濯して着替える。
あともう少し…で最後イケたのにな。
絶頂の波は目の前まで来て遠ざかっていった。
つまり、和泉くんではイケなかった…という事。
時間も気になってたしね。
無理やり襲っておきながら痴がましいけど。
帰って来た一颯くんは明日のオナニー動画楽しみにしててとウィンクするから何も言えなかった。
有紗は本当に勉強モードに入っていてリビングでも一颯くんに教えてもらいながら参考書とにらめっこだ。
彼氏と同じ大学に行きたいとか言い出さないだろうね?
何処の誰と付き合ってるのか全然話してこないから気になってるけど一応知らないフリ。