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狂愛の巣窟
第2章 【主人の会社の方と…】
とうとう耐えきれずに膝から落ちた。
可愛過ぎるんだけど?
後ろからハグして寝そべる彼に手コキを続ける。
ぐったりする彼の耳を甘噛みして穴まで舐めた。
「ハァハァ……先輩にも同じような事してるの?」
「ん…?どうして…?」
「もしそうなら十和子ちゃんをこのまま帰したくない……俺だけのものにする」
無理難題を駄々っ子のように言ってくるのね。
どこまで本気なのかわからないけど、恐ろしく夢見がちなところを全面に押し出してくる傾向がある。
「享さんともこういう事してると思ったの?」
一番好きな亀頭をギュッギュッと締め付けては手を離す。
「ハァハァ……してるでしょ?」
「だから何?」
「やっぱり嫌だ……先輩だけど嫌だ」
年上なのに手コキでアヘ顔させたら骨が抜けたようにトロンとして甘えてくるの可愛いですよ。
仕事では尊敬してるのよね、享さんの事。
でもこの快楽からは逃れられない。
あなたも手放すつもりはないでしょう?
「教えてあげましょうか?どんな風に享さんとセックスしてるか……私がどんな風に扱われているのか」
「え……?」
「享さんはいつもしつこくて私を支配下に置かないと気が済まない人なので……常に私は従うしかありません」
手コキを続けながら耳元で囁きます。
「毎回気が遠くなるほど乱雑に玩具として扱われ……奴隷のような時間を過ごしているの」
「嘘だろ?先輩が?」
「だからこうして悠介さんとするセックスで解放された気になる……本当の自分になれる時間なの」
「そんな……俺で力になれるならどんな事でもするよ」
「どんな事でも?」
「うん、出来る事は全部する」
「じゃ、悠介さんのでイかせて欲しい……お漏らしするくらいイキ狂いたいの、私」
そう言うと起き上がり激しく唇を塞いでは窓に手を重ねる。
「ハァハァ……十和子ちゃん、どうすれば?」
「来て……」
そっと手を引いてベットに戻る。
四つん這いになり後ろを見て「挿れて」とお願いしました。
お尻だけを突き出し頭は伏せます。