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欲しいのは愛だけ
第11章 亀裂の修復
「まだ、時間早いし、土曜日だから、
二度寝しようか?」と、航平さんに手を引かれて寝室に入る。
ベッドに横たわって、
優しく髪を撫でてキスをしてくれる。
いつものクロエの香りに包まれて、
少し落ち着いた。
角度を変えて、啄むようなキスから、
深いキスに変わっていって、
胸を弄られる。
「痛い…」
「あっ、ごめん。
つい、がっついてしまった」と笑って、
頬にキスをしてくれる。
「ごめんなさい。
張ってきちゃってて…」
「そっか。
おっぱいはまだ、ふーちゃんのものなんだな?」と笑って、
額にキスをすると、
抱き締めて「愛してるよ」と言ってくれる。
私は震えながら泣いてしまって、
航平さんに抱きついた。
言わないと!
昨日のディオールの女性のこと、
ちゃんと訊かないと!
それと、
私のことを抱いてくれなくなったことについても…
そう思って、
なんとか口を開こうとした時だった。
ふーちゃんが泣き出してしまった。
「お腹、空いたのかな?」
と航平さんが言いながら、
「おっぱい、返してよ?って言ってるのかもな」と笑う。
私は起き上がって、ふーちゃんを抱き上げて、
カウチに座って、
脱脂綿で乳首を消毒してから小さな口にそれを含ませる。
思いの外、力強い勢いで飲み始める。
その様子をベッドからぼんやりした顔で見ていた航平さんが、
優しい声で言う。
「メイ、本当に綺麗だ。
聖母マリア様のようだな。
俺、ここのところ、全然育児も手伝えなくて、
本当にごめんよ?」
「大丈夫よ?
メイメイちゃんがたくさんお手伝いしてくれるから」と言うと、
立ち上がって私の隣に座って、
ふーちゃんごと私をふんわりと抱き締めてくれる。
「メイを近くに見てるとさ、
抱きたくなっちゃうから、
我慢してたんだよ。
まだ、子供、作れないし、
そもそもどうするか、決めたなかったじゃん。
だから、ついつい飲み過ぎては寝てた。
でもって、自分でやってるからな。
高校生男子かよって…」と明るい声で言うので、
思わず航平さんの顔を見てしまう。
「ん?
あれ?
気づいてなかった?
メイの寝顔見ながら、
自分で扱いてたんだよ。
ホント、高校生男子かよ」
二度寝しようか?」と、航平さんに手を引かれて寝室に入る。
ベッドに横たわって、
優しく髪を撫でてキスをしてくれる。
いつものクロエの香りに包まれて、
少し落ち着いた。
角度を変えて、啄むようなキスから、
深いキスに変わっていって、
胸を弄られる。
「痛い…」
「あっ、ごめん。
つい、がっついてしまった」と笑って、
頬にキスをしてくれる。
「ごめんなさい。
張ってきちゃってて…」
「そっか。
おっぱいはまだ、ふーちゃんのものなんだな?」と笑って、
額にキスをすると、
抱き締めて「愛してるよ」と言ってくれる。
私は震えながら泣いてしまって、
航平さんに抱きついた。
言わないと!
昨日のディオールの女性のこと、
ちゃんと訊かないと!
それと、
私のことを抱いてくれなくなったことについても…
そう思って、
なんとか口を開こうとした時だった。
ふーちゃんが泣き出してしまった。
「お腹、空いたのかな?」
と航平さんが言いながら、
「おっぱい、返してよ?って言ってるのかもな」と笑う。
私は起き上がって、ふーちゃんを抱き上げて、
カウチに座って、
脱脂綿で乳首を消毒してから小さな口にそれを含ませる。
思いの外、力強い勢いで飲み始める。
その様子をベッドからぼんやりした顔で見ていた航平さんが、
優しい声で言う。
「メイ、本当に綺麗だ。
聖母マリア様のようだな。
俺、ここのところ、全然育児も手伝えなくて、
本当にごめんよ?」
「大丈夫よ?
メイメイちゃんがたくさんお手伝いしてくれるから」と言うと、
立ち上がって私の隣に座って、
ふーちゃんごと私をふんわりと抱き締めてくれる。
「メイを近くに見てるとさ、
抱きたくなっちゃうから、
我慢してたんだよ。
まだ、子供、作れないし、
そもそもどうするか、決めたなかったじゃん。
だから、ついつい飲み過ぎては寝てた。
でもって、自分でやってるからな。
高校生男子かよって…」と明るい声で言うので、
思わず航平さんの顔を見てしまう。
「ん?
あれ?
気づいてなかった?
メイの寝顔見ながら、
自分で扱いてたんだよ。
ホント、高校生男子かよ」