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欲しいのは愛だけ
第11章 亀裂の修復
「舌、出して?」
航平さんは背中を撫でながら舌を吸って絡めてくる。
授乳する為にと少し緩めていた胸元に手を入れて揉まれると、
少し痛みを感じてしまい、
身体が強張ってしまうだけでなく、
昨夜、航平さんから漂った甘ったるい香りを思い出して、
胸が苦しくなる。
「ん?どうした、メイ?」
「ごめんなさい。
私…」
言葉に詰まってしまう。
「痛かった?」と心配そうに覗き込まれると、
余計に声が出ない。
「やっぱり、具合悪いのかな?
もう少し横になってると良いよ」と言って、
フワリと私を抱き上げると、
ベッドに横たわらせるとブランケットを掛けてくれる。
「コーヒー、飲んでくるよ。
なんか、まだ、酒が残ってるみたいだからさ」と、
額にキスをして部屋から出ていってしまった。
そのまま、キスして抱いて貰うべきだったのかな?
こうやって、
本当にセックスレスになるのかもしれない。
でも…
あの女性のこと、
きちんと訊かないと…
そう思いながら、
私は少し眠ってしまっていた。
航平さんは背中を撫でながら舌を吸って絡めてくる。
授乳する為にと少し緩めていた胸元に手を入れて揉まれると、
少し痛みを感じてしまい、
身体が強張ってしまうだけでなく、
昨夜、航平さんから漂った甘ったるい香りを思い出して、
胸が苦しくなる。
「ん?どうした、メイ?」
「ごめんなさい。
私…」
言葉に詰まってしまう。
「痛かった?」と心配そうに覗き込まれると、
余計に声が出ない。
「やっぱり、具合悪いのかな?
もう少し横になってると良いよ」と言って、
フワリと私を抱き上げると、
ベッドに横たわらせるとブランケットを掛けてくれる。
「コーヒー、飲んでくるよ。
なんか、まだ、酒が残ってるみたいだからさ」と、
額にキスをして部屋から出ていってしまった。
そのまま、キスして抱いて貰うべきだったのかな?
こうやって、
本当にセックスレスになるのかもしれない。
でも…
あの女性のこと、
きちんと訊かないと…
そう思いながら、
私は少し眠ってしまっていた。