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欲しいのは愛だけ
第4章 甘い夜
それを逃さないようにとばかりに、
航平さんの指先が、
私の花芽にそっと触れる。

親指でそこに触れながら中指を更に奥へと伸ばすと、
「メイ…濡れてるよ?」と言われて、
耳がカァっと熱くなってしまう。

中指と人差し指で私の蜜を掬うと、
その指で花芽を弄る。

剥くようにして、
その奥にある真珠に触れて、指を動かすと、
私の腰が勝手に浮き上がってしまって、声を上げてしまう。


親指と人差し指で花芽を捏ねるようにしながら、中指と薬指を割れ目に差し込んで掻き混ぜる。

入り口から少し入ったザラついたような処に触れられると、
目の奥でフラッシュが焚かれるようになってしまう。


「航平さん…
私…どうにかなりそう…」と涙目になりながら航平さんの腕を掴んで動きを止めようとするけど、
航平さんは辞めてくれない。


「あぁぁ…あっ…
ダメ。そこ、触らな…
んっ…んっ…んあぁ…」

身体がバウンドするように跳ねて震えてしまう。
力が抜けてしまって、息が出来なくなる。


「大丈夫?」

航平さんに声を掛けられて、
ハッとした。
なんだか焦点も合わない。

ぼんやりした目で航平さんの顔を見ていたら、
「メイ、可愛い。
我慢出来ない。
挿れるよ?」と言って、両脚の間に身体を入れると、
私の割れ目を開くようにして先端を押し当てて私の蜜を塗りたくるようにしてから、
グイっと沈めていった。


「んっ…狭いな。
痛くない?
力、抜いて?
深呼吸してみて?」と耳元で囁く。

目を開くと、
優しいというより、
少しギラついたような目で私を見ていた。

少し怯えてしまって目を閉じると、
また、クロエの香りがする。

私は大きく息を吸い込んでからゆっくり息を吐いた。

それに合わせて、
航平さんがグイっと奥に入っていく。


「もうちょっとだよ?
息を止めないで?
深呼吸してごらん」と言われて、
もう一度、深呼吸をすると、
更に奥に入ってくる。


「苦し…」


「初めてじゃないよね?
結婚してたんだもんな。
でも、すごくキツくて…」と言いながら、
唇や首筋、そして胸にキスを落としていく。

乳首を吸われると、
私のナカがキュンと蠢く気がして、
声が出てしまう。


「奥に引き込まれそうだよ?
凄く…気持ち良い」
と言いながら、唇を犯されるようにキスをされた。
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