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欲しいのは愛だけ
第4章 甘い夜
「動かしても良いかな?」と言うと、
航平さんは腰を動かす。

私は航平さんにしがみつくように腕を回して、
キスをせがんだ。


「ああ…メイ…。
凄く良いよ。
気持ち良くて…」
と言いながら、
私のお尻を掴むようにして更に早く腰を動かす。

一番奥まで突かれて、
気が遠くなってしまう。

「あっ…あんっ…。
もう、ダメ…
私…気絶しそう…」

「俺ももう…っ…
ああぁ…っ」

ハッとして慌てて言った。

「ダメ。
赤ちゃん、出来ちゃうから…。
ナカには出さないで?」

と言いながらも、
私は半分、気を失いかけていた。


航平さんは引き抜いて私のお腹の上に出した。
勢いが良くて胸にまで掛かってしまった。


航平さんはベッドの横の小さいテーブルからティッシュを取って、
そっと拭いながら、

「やばい。
なんか、スゴい出た」と照れ臭そうに言った。


そして、
「やばいのはメイのナカだよ。
気持ち良過ぎて、
全然もたなかった」と続けるので、
私は恥ずかしくて航平さんの胸を叩いてしまった。


航平さんは気にした様子もなく、
私を抱き寄せて優しくキスをして、
髪を撫でてくれる。


「大切にしようと思ったのに、
メイの魅力に負けた。
ゴムも用意してないのに、ごめん。
痛くない?
凄くきつかったから、
バージンみたいで焦ったよ」


私は下を向いて小さい声で言った。

「結婚してる時も殆どそういうこと、
してなかったし…。
離婚してからは怖くて誰とも…」


「そうか。
怒ってる?」


首を横に振る。


「紅くなってないかな?
痛くない?
ちょっと見せて?」と言われて、

「ダメ。
恥ずかしいもの」と言っても、

「良いから見せて?」と私を押し倒しながら身体を下の方にして、
脚を広げると、湿ったような息が掛かるような感じがすると思ったらそっとピチャピチャと舐めるので、
あまりの恥ずかしさに脚を閉じようとすると、
グイっと腿の内側を押さえられて、更に舐められてしまう。
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