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女性教師の逢瀬
第1章 願望
「あっ」
と、声を上げたのは生徒の方だった。囁く様な驚きの声。その微かな驚きの声が、全てを聡った様にも聞こえた。私自身も少し驚いた、自分が思った以上に濡れている事に。生徒に触れられて初めて気付いた。私の股の間には、ネットリとした液体が塊になって淀んでいる。ショーツを穿いていなかったら、太腿の内側を滴り落ちていたかもしれない。

私のショーツの中に深く潜り込んだ指は、ネットリとした塊を掻き回す。恥丘で合わさった肉を押し分けながら、股の間で合わさったヒダを掻き分けながら。ああっ…。き、気持ち好い…。自分の愛液に塗れた生徒の指はヌルヌルとしていて、どこをどう動いても、私に淫猥な快感を与えてくれる。

私の躰が、既に生徒の淫らな行為を受け入れている事は、明白だ。そして、私の心は、私のショーツの中で蠢く指によって与えられる淫猥な快感に、負けた。もう自分の立場など、どうでもよくなった。心身共に、生徒を受け入れる事を承諾した。いや、これは承諾ではない。願望だ。ここ数年、誰とも交わる機会が無く、満たされずに膨らみ続けていた願望。私の中を、硬くて熱い物に激しく掻き回されたい願望。硬くて熱い物に壊されるぐらいに激しく突かれたい願望。欲しい…、硬くて熱い物が、今すぐ…、私の中に…。

不意に、手がショーツの中から退く。乳首を弄っていた別の手も私の躰から離れる。一瞬にして期待が打ち壊された。そんな気がした。しかし、私の躰から離れた両手は、すかさず、私のパンツスーツとショーツを、まとめて膝上まで引き下ろす。く、来る。期待に、体中がゾクゾクする。両手が後ろから私の腰を掴み、硬くて熱い物が、私の背後から股の間に分け入って来る。
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