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どうせ君は眠るから
第3章 逢瀬の隙なく
彼は嬉しそうな表情を浮かべながらも、クールを決め込んだ

そのままいつものように激しく腰を振り始めた

私はそれに応じるように、いつもより激しめの喘ぎ声を出した

「ああっ♡好きっ好きっ♡」

なんてことも言ってみたり

もう君は私を離せない

そうでしょ?

「そこっ、あっ、だめっ♡」

彼の表情ももう蕩けきっていた

そしてわざと、彼のアレを抜いた

そこに現れる苦悶の表情

「な、なんで...?」

「今日はここまでね」

強引に行為を終了させ、彼に引き止められないうちに服を着てそのまま帰った

もちろん、ホテル代は彼払いで♡

ー数日後ー

『もう一度君とヤリたい
あの夜が忘れられなくて彼女ともシてない』

と彼から連絡が来た

彼女と別れず、そして私にもう一度告白をして来ない辺り、やはりクズと言ったところか

ここまで来るとさすがだ
よく彼女との間も取り持ってるな

『今の彼女と別れたらしてあげてもいいよ』
とだけ返しておいた

すぐに既読がつき
『別れるのは無理だ、けど君とヤリたい』

どんだけクズなんだこいつは
『別れられないなら、さようなら』

しかし、これで彼が諦めるわけないし、このタイミングで捨てたら私への依存はすぐに消えるだろう
もう少し時間が必要だ
彼はどんな言い訳をしてでも会おうとするだろうから、もう一,二回会ってヤってもいいかもね

『もう一度ヤってくれるのなら、別れる』

少し時間を置いてこれが来た

どうせ何回やっても自分から別れなんて切り出さないくせによく言うよ

まぁ、それでいいんだけどね

私の目的は、私に捨てられた後今の彼女にも捨てられるよう仕向けること

そのためには私に十二分に、いやそれ以上に依存させてから捨てること

そのあとは彼とは遠く離れた所に引っ越して平穏に暮らそうかしら

まともな恋愛もしてみたくなってきたわ

彼とは三日後にいつものホテルで落ち合うことになった

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