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第4章 深夜のレッスン

アルは指先で先端を摘まんで、くりくりと転がした。
真雪が思わず息を漏らすと微かに微笑んで、その先端を口に含む。

「乱暴に…してくれても、いいんだよ？」

これじゃあ、あたしが気持ち良くなるだけで、アルを慰めることにはならない。

真雪は服の上からアルの体を撫で、胸から臍へ、腰骨、太股へと手を滑らせた。最後にスエットの前をまさぐり、中でアルのモノが固くなっていくのを確かめて腰ゴムに指を引っかける。

「…っ、いいよ」

アルが慌てて真雪の手を掴んで止める。それを払いのけてスエットをずらし、飛び出してきたモノに触れた。

「しなくていいって」

「でも……」

アルは大きく溜め息をつくと真雪の両手を頭上で掴み、再び乳首を口に含んだ。舌で転がし、強く吸っては軽く歯をたてる。胸をまさぐっていた手をゆったりと下へ移動させて、ショーツの上から秘部をなぞる。クロッチの湿りに口角を釣り上げると、いきなり茂みの奥へと指を滑り込ませた。