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狂うほどに愛されて
第2章 拷問という名の愛
土方は琴葉が身につけている着物を
はだけさせ、あられもない姿にさせる。

「確か間者の左肩には間の文字が
入れられていたと聞いたが、琴葉の左肩
には何もない。綺麗な白い肌だけだ」

左肩に唇を這わせ痕をつける。琴葉の
白い肌に赤い印が付く。土方は黒く
艶のある髪を優しく撫でる。

「何て綺麗なんだ。数々の女を抱いて
きたがこんな無垢で綺麗な女は
いなかった。なぁ、琴葉お前はこの
身体で何人の男を誑かした?」

「わたし、舞子だからっ、あっ...
だれにもっ、抱かれてないですっ」

「そうか、そうか。もし俺より先に
抱かれていたらその男を殺していた
かもしれない」

土方は琴葉と舌を絡ませる。逃げようとする
舌を絡めとり、吸い上げる。
琴葉の心は土方の愛撫を拒否したいと
思っているはずなのに、身体は素直に
反応していた。
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