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甘美な誘惑、羞恥のエクスタシー
第5章 つかの間の安らぎ
拘束を解かれてもしばらく放心状態だったみくが我に返ると、目の前に黒瀬夫人の顔。

「可愛いかったわよ……また遊んでね」

微笑みながら、夫人がみくの頭を優しく撫でる。

「戻っていいわよ……北条さん夫婦によろしくね」

ベッドの上にしゃがんだまま心配そうな顔でみくを見ていた西崎にも夫人が声をかける。

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