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第8章 思い出させてあげる

「思い出させてあげるから、窓に手をついてお尻を突き出しなさい！」

「はい……」

いつもの話し方とは違う西崎の有無を言わさぬ強い口調にみくは思わず従ってしまう……目の前に夜景が広がる窓に手をついてお尻を突き出すポーズになる。

そんなみくを西崎が横から眺める。

「可愛い下着だね、みくちゃんの趣味かな？」

「いえ、これは北条さんの奥様からのプレゼントです……西崎さんが好きなはずだからって言われて……」

「奥様、さすがだね……セクシーランジェリーも好きだけど、お尻叩くときは可愛い系の下着の方が萌えるんだよね」

北条夫人は今回も正しかった……なんでもお見通しなのだ。