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甘美な誘惑、羞恥のエクスタシー
第2章 夫人の逆襲
「目を閉じちゃだめよ、私が五つ数える前に目を開けなかったら、写真撮っちゃうわよ……5…4…3…2…」

夫人が「1」をコールする前にみくが目を開ける……不安そうな顔で目を開ける。

「私の変態パートナーになったんだから、みくちゃんもパイパンになってもらうわよ……今夜は最初だから、特別サービスで私が剃ってあげる」

夫人が床に広げたタオルの上にT字カミソリとシェービングジェルを並べると、北条がバスルームからお湯の入った洗面器を持って来てその横に置く。

「私の毛を剃るのも最初から決めてたんですか?」

「もちろんよ、ねえ、あなた」

北条夫妻が顔を見合わせて笑う。
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