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第4章 まだ終わらない

「イケメンで仕事もできるのになぜかフリーだった西崎君に素敵な恋人ができたお祝いの乾杯をしましょう……ノンアルコールだけどね」

夫人がすでにテーブルの上に並べられていた4つのグラスにノンアルコールシャンパンを注ぐ。

「ええっと、お名前は？」

「朝比奈みくです」

「じゃあ、西崎君とみくちゃんの未来に乾杯！」

夫人の音頭で4人がグラスを合わせる。