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ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第5章 【ターニングポイント】





もうフィニッシュする?出るの?
出して良いよ、寸止めしないから。
激しく頭を上下しバキュームフェラしてると出る瞬間がわかる。
「うっ…!」と両手で顔を掴んで腰を振ってくる。
凄い量……喉を鳴らし飲み込む音。
苦い……不味い……でも最後の一滴まで残さず飲み干したい。




ブルっと震えてお口からオチンチンが離れた。
垂れそうになる精液を指で止めて唇を舐める。
下着の中に戻してそっと立ち上がり、私も服を脱いでいった。




「私がシャワー浴びてる間に上手く出てってね」




まだトロンとした目の蓮くんに言うのは酷かな…とも思ったけどバレないようにねと願ってるフリをする。
バレたらバレたで何とでも対処法はあるけどね。




その日も普通に作業して集中してご飯食べて次のネーム見直したりして。
「蓮くん遅れた分残業してね」とウィンクしておく。
「え?あっ…えっ?」ってキョドらないでよ。
わかってるくせに。




彼氏が迎えに来た千景ちゃんを見送り、まだ作業してる蓮くんが終わるまでソファーに座り携帯を触っていた。




「あ、あの……終わりました」




挙動不審なまま遠慮がちに言うので。




「お疲れさま、後で見とくね〜!帰って良いよ」




「えっ!?」




「ん…?なに?終わったんでしょ?」




「あ、はい……お疲れさまです」




リュック持ってトボトボと玄関まで歩いてく後ろ姿に吹き出してしまいそうになるのを堪えた。




壁に肩をもたれつつバイバーイと手を振るとペコリと頭を下げる。




「忘れ物ない?手帳ちゃんと持った?」




リュックを開けて確認してる。




「あ……あります、でも、忘れ物……」




「ん?他にあるの?」




靴を脱いで再び足を踏み入れたら不意打ちでキスしてくる蓮くん。
プッと吹き出してしまった。




「可愛い忘れ物だね?」




「アキ先生は……忘れ物ないんですか?」




「忘れ物?ていうか自分の家だけど」




腰から抱き寄せてきてどうアピールするの?
千景ちゃんもそうだけど、今どきの子は自分からちゃんと言わないんだね〜?
ガツガツと肉食系で居て欲しいんだけどな。









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