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ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第6章 【覚醒するココロ】





「アキ先生…?」




ゆっくり寝室の扉が開く音。
千景ちゃんから見たらまともにキスしてるのがわかる角度ね。
もう逃げられないよ、どうする?
私が蓮くんに覆い被さる形で同時に千景ちゃんの方を見た。




「え…?何してるんですか?2人で」




それは、初めて聴く千景ちゃんの低くドスの利いた声。
びっくりしてこっちがフリーズしてしまった。
今の、千景ちゃんの声だよね?
え、どうしよう、めっちゃ怒ってる。




即座にベットの上で正座してしまう2人はこの後こっぴどく千景ちゃんに説教されるのであった。




「アキ先生!病み上がりの身で何やってんですか!猿ですか!」
「蓮くんも何キスされてんの!スキ与え過ぎ!アシスタントだって自覚して!」




「「はい!!」」




「アキ先生!食べますよ!」




「はい!いただきます!」




って、一人で食べると思いきや千景ちゃんが食べさせてくれるのね。
何、このアメとムチ的な?
そーっと出て行こうとする蓮くんを止めたのは千景ちゃん本人だった。




「蓮くんも居て、じゃないとまたアキ先生暴走するから」




「え、あ、ハイ」




完全に私、繁殖期の猿扱いだ。
反省しつつ、食べさせてくれる千景ちゃんがフーフーして冷ます仕草にムラムラする私は本当猿だ。
暴走するって警戒されてるなら尚更都合が良いかも…なんて。




「ん……もうお腹いっぱい」




「あと一口食べれませんか?」




「後で食べる」




「わかりました」




片付けようとする千景ちゃんの手を止めて「美味しかった」とお礼を言う。
少し照れたその顔が弱いのわかってて見せてきてるんでしょう?




「あの、アキ先生?」




手を離そうとしない私が千景ちゃんの肩に頭を乗せる。




「キス……したいな」




こういうストレートなのが一番効くのも攻略済みよ。
また顔真っ赤にして「何言ってるんですか」ってテンパるんでしょ?
目の前で聴いてる蓮くんもドキドキしてるはず。
初めてだね、見られながらキスするの。




「もうそろそろ本気で嫁に来なよ」




「アキ先生〜怒りますよ?横になっててください」











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