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ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第4章 【本音と建前】
「これ以上はアキ先生のファンの子たちに怒られちゃいます……皆、待ってますから、アキ先生の連載」
チュッとキスして応える。
「全部出た?精子」
「え?あっ……ハイ!」
「今度の休みは全部出そうね?だから溜めてきてね」
「え?え?え?」
「アハハ!冗談だよ、作業戻るね?」
カーディガン羽織って液タブの前に戻る。
液タブ用の手袋着けたらもうタカラアキの顔してるのでしょうね。
頭の中、冴えてしょうがないわ。
次から次へと湧いてくる。
蓮くんの淹れる美味しい珈琲を飲みながら作業してると一気集中型な私は何時間でも椅子に座ってられるのだ。
時々肩や腰をマッサージしてくれる蓮くんに感謝しながら描き上げてるともう千景ちゃんが来る時間になっていた。
「あれ?もう来てたんだ」
先に来ていた蓮くんに驚きつつ、
「おはようございます」と言う千景スマイルに胸キュンさせられる日々。
早速イチャイチャしたくなる私に戸惑う千景ちゃんはキッチンへ颯爽と逃げ込む。
「クンクン……あ、他の男の匂いがする」
「えっ?シャワー浴びて来たんですけど」
ウソ、凄く良い匂いだけど時々カマをかけるのだ。
慌てる千景ちゃんが可愛いから。
バックハグしながら耳元で尋問するの。
「昨日、何回シたの?」
「シ……シてないですよ」
「本当?いつからシてないの?」
「……一昨日ぶり、です」
「疼いてる?」
「疼いてません…!」
蓮くんには見えない死角のところで服の中に手を入れて胸を弄る。
何してるんですか!てな顔でこっち見るからキスしてあげたの。
びっくりして固まるでしょ?
「早く……千景ちゃんのオマンコ舐めたい」って耳朶を甘噛みして。
煽るだけ煽ってサッと引く。
中途半端に終わる方が作業中からムラムラして良い仕事に繋がるのよ。
ただ単にこなしていくだけじゃなくて、筆入れする人間にも発情してて欲しいって思う。
艶っぽく仕上がるから。
ウソのようなホントの話。