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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第3章 抱擁
「や、やめ・・・て・・・・裕君・・・・。」

懸命に絞り出す声を無視するように指の動きが早くなっていく。

「ああっー・・・・はぁっ・・・はっはっ・・・・・・。」

飲み込もうとする息が益々荒くなっていく。

抵抗する力が抜けていく。

(ダ、ダメェ・・・・。)

「ほう・・・・お隣さんも始めたらしい・・・・。」

男の声が聞こえた。

瞬間、私の理性が呼び戻されたんです。

「い、いやぁ・・・・。」

私は思わず声を出してしまった。

「恥ずかしいよぉ・・・・裕君・・・・やめてぇ・・・。」

その声が余りにも大きかったのか、夫は動きを止めてくれた。

「いやっ・・・・こんなのぉ・・・・もう、やだぁ・・・・。」

涙が溢れてくる。

惨めな思いが心に充満していた。

(こ、こんな事でしか・・・・。)

私の旦那様は興奮しないのだろうか。

「うっ・・・ううっ・・・・。」

私の想いが涙と共に裕君のシャツに染み込んでいく。

(ひどい、裕君・・・・・。)

悔しさと憤りが、頭の中に充満してグルグル廻っていた。
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