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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第15章 蘇った記憶
『アアアッアアッ、アアッ・・・ハァンッ・・・。』

白い肢体が弾んでいる。

『おおっふんんっ・・・。んんむぅ・・・。』

浅黒く毛深い固まりが、それを突き上げる。

『アアッアンッ・・・アウッアアッーッ・・・』

男の膝にまたがり、理恵は弾んでいた。

自由にされた両腕は、しなやかに男の太い首に巻きつき背中で踊っている。

『どうだっ、理恵っ・・。いいかっ・・・?』

理恵の細い身体をすっぽり包み込み、激しくグラインドさせている。

時折、得意そうに何度もカメラの方を向いては、不適な笑みで顔を歪ませていた。

『イ、イー・・イイッ、イイのーッ・・・』

気が狂いそうになる程叫ぶ理恵の動きを、涼子は虚ろな表情で見つめていた。

身体が熱い。

頭の中は真っ白であった。

自分がどこにいるのかさえ忘れてしまう。

身体中がしびれ、空を飛んでいるようだ。

どうして、理恵がいるのだろう。

どうして、あんなに気持ち良さそうに叫んでいるのだろうか。

分からない。

余りのショックで考えがまとまらない。

自分はここに何のために来たのか。

理恵を救いにではないのか。

なのに、画面の中の理恵は山岡のなすがままに、嬉しそうに声を出しているではないか。
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