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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第15章 蘇った記憶
『あふっあああ、ああーん・・・。』

大きな瞳は半ば白目を見せ、陶酔している。

涼子は何か、バカバカしく思えてきた。

そして、何故か嫉妬に似た感情が沸き上がるのを感じた。

そんな涼子の気持ちの揺れを見透かすかのように、男の声が飛んだ。

『どうだ、涼子ぉ・・。うらやましいか?』

瞬間に、涼子の心に怒りの炎がともる。

忘れていた憎しみが蘇る。

「な、何よっ・・・。」

ギュッとコップを握り締める。

チラと横を向くと理恵が俯き、涼子の肩にもたれていた。

涼子は改めて理恵を抱きしめた。

(そうよ間違っちゃだめ。悪いのはアイツ。全て山岡が仕掛けた罠なんだから・・・。理恵ちゃんも仕方無く・・・。)

努めてそう思うようにした。

これは不可抗力なのだと。

自分の愛した天使を疑うのはよそう。

しかし、涼子の懸命の努力を男は嘲笑う。

『ガハハハッハハハハー・・・。』

更に激しく理恵を突き上げるのだった。

『ああっ、あっあっあっい、いやっー・・・。』

がっしりとした男の肩にしがみつく。

『いいんだろう、理恵ぇ・・ええ?』

理恵の小さなヒップを撫でまわし時折円を描くように動く男の技に、理恵はなすがままに叫ぶのであった。
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