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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第16章 映し出された実像
『ふぅー・・んんん、あああ、んんぐぅ。美味しいっ、美味しいのぉー・・・。』

心の底から嬉しそうに、山岡の唇を貪る涼子の顔が映っている。

瞬間、頭の中で光が走り、画面が黒くネガフィルムの如く反転した。

そして、涼子は全てを悟った。

「わ、わた・・し・・・・?」

何度も、同じ言葉を繰り返している。

記憶が押し寄せてくる。

画面の中で今涼子が貪っている山岡のヤニ臭い舌の味も、突き上げる快感も全身に鮮明に蘇ってくる。

『ああああっー・・・あっあっあ・・・。』

叫び声の一つ一つが、湧き上がる感覚を伴って涼子を襲う。

画面が赤く色づいてくる。

今、ハッキリとネガがポジに戻ったのだ。

躍動する二人の姿が鮮明に映っている。
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