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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第16章 映し出された実像
『初めてっ・・こんなの、初めてなのぉ・・・・。』

『そんなにイイか・・・?涼子ぉ、おおお・・・・。』

涼子は必死になって頭を振った。

「ち、違うっ・・・・。」

激しく鼓動が鳴る。

もう幻影からは開放されている。

画面の中で踊っているのは理恵。

自分を重ね合わせるのは作られた記憶の筈。

今は正気だと自分に言い聞かせる。

『いいっ、いいのっ、スゴクゥ・・・・あああぁ。』

『うおおおお、おおお、涼子ぉ・・・。』

しかし画面の中の女は、まさしく涼子そのものだった。

涼子の端整な顔が官能に歪んでいる。

二人は愛し合う恋人同士の如く、ピッタリと身体も顔も引き寄せ合い動いている。

そう、セックスしているのだ。
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