この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第6章 合成写真
軽やかなリズムで電子音が鳴った。

理恵からのメールかと開いた涼子の眉が、瞬時に歪んだ。

「まただわ・・・。」

それは、見た事もないアドレスからのイタズラメールであった。

最初は例の「出会いサイト」であった。

日に何度も着信するのに閉口した涼子は、理恵の進めもあって独自のアドレスを作った。

夫と理恵や数人の友人しか知らない筈である。

それがこの頃、ひどい時には毎日送られてくるのだった。

アドレスは全て違ったが、同一人物である確信はあった。

多分、インターネット喫茶のようなところからまめに送ってくるのだろう、が本当に暇な奴だと思った。

最初の内は腹をたてて、一々データを消去していたのだが、この頃では面倒なのでそのままにしている。

今日も開くと、短い文章と写真が添付されたいた。

『お前は淫乱なマゾだ。』

そして縄に縛られた裸の女や、いかがわしいシーンの写真が画面に映し出されている。

家事が一段落して、ホットしていた時なのに本当に腹がたった。

だが涼子にはある確信があった。

こんな嫌がらせをする人物は一人しかいない筈である。

近い内に、向こうから違うアプローチをしてくる事は予想できていた。

その時の対応策としても、証拠としてデータを保存する事にしたのだった。

涼子は誰にも負けたくなかった。

元軍人である祖父から、徹底的に厳しく英才教育を受けて育った涼子である。

この事は夫の達彦にも相談してはいない。

全て一人で解決しようと思っているのだ。

だてに単身、アメリカへ留学してMBを取得した訳ではない。

涼子は弁護士の資格も持っている。

この理不尽な犯人を必ずあぶり出し、法の前にさらけ出してやろうと決心するのだった。

それ程、涼子のプライドは傷つけられていた。

しかし、と涼子は思った。

何ゆえ犯人は自分がマゾと言うのだろう。

そんな事は、かけらも思った事がない。

むしろ「市民の会」で副会長をするほどのリーダーシップを持っていた。
/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ