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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第21章 メス犬達の饗宴
『いいっいいっ・・いいのぉっ、いいっー・・・・。』

涼子は薄く目蓋を開け、焦点の合わない視線を男に送っていた。

男はその美しい顔をゴツゴツした手で包むように引き寄せると、涼子に暗示を掛けていくのだった。

『いいかぁ、涼子ぉ。お前は俺のもんだ。今、俺とセックスしているんだっ・・・。俺がわかるかぁっ、山岡だっ、山岡啓造だ。』

突き上げる速度を落とし、ゆっくりとなぞるように涼子の耳を舐めながら叫ぶ。

そうだ、俺の記憶を刻むのだ。

お前の身体が忘れないように。

俺の熱くたぎるものをタップリぶち込んでやる。

何度も虚ろな涼子の瞳を自分の顔に向けさせ、形の良い唇を陵辱しながら突き上げる。

『んふっんふっんふっ・・・ああんんんっ。山岡・・・さんっ・・・いやぁ・・・。』

ふと呼び戻される理性が、それを否定し男を振りほどこうとする。

『いやっ、いやぁ・・・あああ、あんっ・・・。』

しかし男の強いストロークに負け、その声は次第にリズムを取り戻すのだった。

『んふっ、あんっ・・んぐっ、はうぅー。』

男にしがみつきながら、快感を受けとめる。

『あんっ・・・いいっ・・山岡さんー・・・。』

遂にその名を口にすると、涼子の心は弾けた。

『あんんんん、山岡さんー・・・あああぁ。』

おぞましい程、嫌い避けていた男の名が涼子の身体を熱くする。

何回も送られた嫌がらせのメールに耐えながら、それでも二度も自分をイタズラしてしまった屈辱が蘇る。

心の奥に封印していた筈の邪悪な欲望が、暴れ飛び出していった。
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