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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第23章 狂宴
「んふっ・・・はぁー・・・・・ん・・・。」

大きな手に身を委ね、潤んだ瞳を涼子に向けては切ない吐息を吐いている。

スカートのファスナーを下ろす涼子の肩が、震えている。

屈辱感がフツフツと沸き上がる。

大嫌いだった男に嫉妬している。

自分も理恵と同じように隣に座り、蹂躙されたかった。

一人「お預け」を与えられたメス犬として、ご主人様の前でストリップショーを演じている。

言いようの無い不条理な感覚が怒りを伴い膨れ上がったかと思うと、避けがたい甘美な欲望へと変わっていくのだった。

いたぶられている。
恥ずかしい姿を晒して。

しかし、涼子にはそれが快感でもあった。
自分から進んで屈辱を欲している。

「五時に迎えにいく。」
たった一行のメールに心を震わせた。

男のために真新しい下着を身に着け、着飾ってきたのだ。
 
化粧も念入りに施、し期待に胸を躍らせてやってきた。

昨日、山岡に犯された。
いや、自分の意思で抱いてもらったのだ。

奴隷として仕える事を誓い、山岡をご主人様と呼びながら昇っていったのだ。

調教される喜びを知ってしまった。

だから。

迎えの車に乗り込み理恵に連れられ、山岡の広大な屋敷に通された時から耐えていた。

リビングに山岡の姿を見た瞬間に、涙が溢れてきそうになった。

愛する夫を裏切り、憎んでいた男の顔を見た時に訪れた、胸を震わせる程の喜びがショックであった。
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