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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第34章 オヤツ
シルクのスカートを風になびかせ、微かにオレンジ色に変わっていく太陽を背にして美しい女神が立っていた。

艶やかな髪が細いうなじをかすめ甘い香りを流していく。

それを頼りに涼子の愛犬が、凄い勢いで戻ってきた。

涼子が腰をかがめ待ちうけた身体にぶつけるようにして飛び込むと、クンクンと鼻を鳴らしてしがみつくのだった。

「アハハハハッ・・・や、やめてぇ・・・。」
ペロペロと長い舌でふくよかな頬を舐めているベスは、興奮しながら毛むくじゃらの身体を涼子に押し付けてくる。

「もうベスったらぁ・・・エッチねぇ・・。」

そう言いながらも、身体が妙に熱くなるのを涼子は認めざるを得なかった。

愛犬の愛撫にさえも反応してしまう自分の淫乱さに、改めて顔を赤く染めていた。

自分の変りように驚いている。 

昨日の激しい余韻が、身体中に残っていた。
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