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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
(やっぱり、この顔だな・・・。)

山岡は、感慨深気に涼子の顔を見た。

(この怒った顔が、たまらねぇ・・・。)

「まー、立ち話も何ですから座って下さい。」

涼子も興奮を押さえるためもあってか、慎重に大ぶりのソファーに座った。

理恵もそれに従い隣に座ると、スカートの裾を下げるようにして足をピッタリと閉じるのだった。

「久しぶりだな、理恵ちゃん・・・。」

山岡の馴れ馴れしい口調に、涼子はキッとした表情で強く言った。

「早くっ、回答を下さい。」

一歩も引かぬ気概が感じられる。

「まあ、そんなにトンガラないで・・・・。」

山岡は軽くそれをいなす。

「な、何を・・・。」

涼子の言葉はドアのノックする音に遮られ、事務員がコーヒーを運んできた。

意気込みをはぐらかされた涼子は、苛立ちながらテーブルが揃えられるのを待った。

事務員は涼子に一瞥をくれると、わざとソッポを向くしぐさをして出ていった。

例の涼子を嫌っていた女であった。

(負けるものか・・・。)

涼子は敵だらけの重圧に押しつぶされぬよう、懸命に耐えるのであった。

「どうぞ、お飲み下さい。」

「お茶なんか結構です。早く本題に入ってください。」

「せっかちな方ですなぁ・・・。」

山岡は焦らすように、ゆっくりとコーヒーをかき混ぜている。

涼子は口をつけず、真っ直ぐに前を睨んでいた。

一体、何を企んでいるのだろうか。

山岡のこの余裕はどこからくるのか。

涼子の胸に不安が広がっていく。

もしかしたらという思いと、それを否定したい思いが交錯していく。

数秒の沈黙がやけに長く感じる。

理恵は怯えているのか、俯いたまま肩を震わせている。

いつもより小さく見えた。
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