この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第2章 切り札
『まー、まー、まー、奥さんっ・・・。お顔を上げてくださいっ。大丈夫ですよ、この山岡啓造に任せてもらえば・・・。大船に乗ったつもりで結構ですよ。』

脂ぎった大きな手が伸びて、涼子の白い手首に触れた。

一瞬、引っ込め様とした細い手が強い力で拘束された。

(イ、イヤッ・・・。)

おぞましい悪寒が、電流のように走った。

ベットリとした感触が、気持ち悪かった。

『実は、私のモットーも社会福祉が第一なんですよ。いやー、うれしいなぁ。何か同士を得たみたいで。こんな、美しい方が・・・。』

嫌がる涼子の顔を楽しむように眺めながら凄い力で手首をつかみ、片方の手で柔らかい感触を味わっている。

突然の無作法な行為に引抜く事も出来ず、涼子は耳まで真っ赤に染めていた。

雪のような肌が、見る見るうちに色を変えていくのに、啓造はゾクゾクする程の快感を覚えていた。

(こ、こつは、スゲェー・・・。)

身体中から血がたぎってくる。

こんな獲物は久し振りであった。

いや、啓造の豊富な体験の中でもピカイチのランクである。

本当に良い女は見ているだけで、胸に迫るものがある。

しかも涼子は、一目見てそれと分かる「お嬢様」タイプの美形であった。

生まれつきの育ちの良さが、匂う程に感じられる。

素振りの一つ一つが清楚として伝わってくる。

蓮っ葉な商売女には到底、この味は出せない。

このまま、ズットこうして女の手を握っていたい気持ちであった。

何かそれだけで絶頂感を味わえる位、美しい顔立ちである。

『や、やめてください・・・。』

必死の力で男の手を振り解くと、その左手を抱え込むように胸を押え、啓造の顔を嫌悪感一杯の目で睨んだ。

眉間に皺を寄せた表情が、返って男の血をたぎらせるとも知らずに。

『やー、これはスミマセン。つい力が入って・・・。』

そう言いながらも分厚い唇を舌なめずりする男に、涼子は得体の知れない恐怖を覚えるのであった。

手首にまだ赤い跡が残っている。

男の脂汗がそこを光らせ強調する。

(い、いやぁ・・この人・・・。)

/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ