この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
「結構です。どうせデジタルだからデータがあるんでしょうけど、ちゃんと消去しておいて下さいね。尤も・・・・、今度、な写真を送ってきたら、本当に警察に訴えますからね。」

山岡が返事も出来ない程怒りで睨みつけてくるので、涼子は理恵の腕を取ると早々に退散する事にした。

これ以上、相手を刺激すると逆上されかねないからだ。

部屋を出て事務所を出るまで、鈍い打撃音と田代の情けない悲鳴が聞こえていた。

涼子と理恵は笑いを堪えながら車に乗り込むと、急いで走らせるのであった。

啓造の事務所が小さくなるまで遠ざかると、ようやく二人は目を合わせた。

自然と、笑みが浮かんでくる。

「有難う・・涼子様ぁ・・・。」

しかし、理恵の表情が見る見る内に崩れたかと思うと、粒の涙を零しながら理恵の肩で泣きじゃくり始めた。

バックミラーに写る理恵をチラッと見た涼子は、更ながら襲う恐怖に血の気が引いていく思いがした。

結果は信じられない程うまくいったのだが、一歩間違えれば大変な事態になっていたかもしれないのである。

あの妖怪のような男の脅迫は続いた筈だ。

心の底から安堵感が込上げてくる。

涼子は大きく息を吐いた。

そしてそっと顔を斜めにして、理恵の良い香りのする髪の感触を楽しむのであった。
/336ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ