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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第11章 フラッシュバック
(いやっ・・いやよっ、いやぁ・・・。)

懸命に逃れようとする。

しかし、残像は消えてくれない。

左手の蛇がグッショリ濡れたヴァギナの中に入り、暴れている。

涼子に何度も命じる。

全てを認めるのだと。

『あんっ・・あんっああっ・・あ、あああ。く、うんっ・・・。いいっ・・いやっ・・・。』

ほどけていく。

かたくなに縛り付けていた心が。

心の隅に追いやっていた記憶が蘇る。

残像が、全てのシーンが重なり涼子の視界にネガフィルムのように蘇る。

『ああっ・・・い、いいっ・・・いいー。はぅー・・・あふっ・・ああ、あふぅー・・。』

白い歯がこぼれる。

残像の中の涼子が笑っている。

拒否していたシーンが鮮明に浮かび上がる。

心が認めていく。

まるで本当にあった事のように。

「あっ。あはあ・・・いいっ。いいっー・・・か、感じる・・。こ、こん・・な・・に。」

実像の涼子が吠える。

そして全てを認めるのだった。

「ああっ・・いいっいいっ。山岡さん・・凄い・・・いやっ・・・あうっああー・・。」

男の名を口にしたら急に心が軽くなった。

山岡とセックスをしている。

嫌悪する野獣と交わっているのだ。

その記憶を辿るように両手が動いていく。

二匹の蛇が踊る。
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