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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第11章 フラッシュバック
左手の蛇が、濡れた花園を掻き分ける。

『あんっ・・・んんんんー・・あふぅ・・。』

吐息が喘ぎに変わっていく。
見知らぬ男に犯されていた。

貞淑な妻の仮面を脱ぎ、夫を裏切っていく。

不条理な快感が身体を包む。
閃光が走る。

『ああっ、いやっ・・いやぁ・・・。』

涼子の心の扉をこじ開けるように、邪悪な欲望の嵐が吹き荒れてくる。

視界が暗転し、ポジの写真が白いシルエットの男女に変わる。

ネガフィルムの男が、いつの間にか山岡の顔に変わっていた。

『いやっ、いやっ・・・ああああ、いやぁ。』

頭を振っても、だめだった。 
男は山岡のまま変わらない。

鮮明な映像が涼子の視界に広がる。

二匹の蛇は、完全に別の生き物として動きながら涼子を犯していく。

『ああっ・・いやっ・・・いやー。あんっ。はあー・・・はああっ・・あふ、あぅー・・。』

声が次第にリズムを帯びてくる。

何度も繰り返し閃光が走る。

記憶が刷込まれる。

虚像と実像が入り混じる。

二匹の蛇が涼子を犯す。

涼子の心に命じる。
認めるのだと。

『うっ・・・ああ・・・ふ・・・ん・・・。あうっ・・。はー・・んんん・・ぐ、う・・・。』
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