この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたが消えない
第1章 憂鬱な日々
あなたは今どこにいるんですか?
あなたは今何をしていますか?
窓を開けてベランダから下を覗き込んでも、玄関を飛び出して階段を降りても、あなたの姿は見えません。
もうここには居ない事も分かっているのに、それでもあなたの姿を探してしまう。
私の耳にはあなたの声がまだ聞こえているから。
私の胸にはあなたへの想いが残っているから。
「愛してる」の言葉だけで…
今も私はこの場所から独り、苦しんでいる。
離れられずにいる。
忘れられる方法が有るならば、教えて下さい。
あなたが消えない…
あなたが消えない…
あなたが消えない…
閉じられた瞼から、あなたへの涙が零れ落ちる。
あなたは今何をしていますか?
窓を開けてベランダから下を覗き込んでも、玄関を飛び出して階段を降りても、あなたの姿は見えません。
もうここには居ない事も分かっているのに、それでもあなたの姿を探してしまう。
私の耳にはあなたの声がまだ聞こえているから。
私の胸にはあなたへの想いが残っているから。
「愛してる」の言葉だけで…
今も私はこの場所から独り、苦しんでいる。
離れられずにいる。
忘れられる方法が有るならば、教えて下さい。
あなたが消えない…
あなたが消えない…
あなたが消えない…
閉じられた瞼から、あなたへの涙が零れ落ちる。