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あなたが消えない
第1章 憂鬱な日々
引っ越してきて3日が過ぎ、やっと部屋の中も落ち着いた。
朝のゴミ出しで、このアパートの住人と、やっと顔を合わせた。
「おはようございます」
挨拶周りもしてないから、何だか後ろめたくて、でも挨拶をする。
「どうも、はじめまして」
「おはようございます」
小さく挨拶を返してくれたのだが、サラリーマンの男は急いで自転車にまたがり、去って行ってしまった。
102号室の住人か。
夜になると楽しげに聞こえてくる声。
優しそうな人。
あんな旦那さんなら、毎日一緒に居て楽しいだろうな。
しばらくは私は家の事に時間を使う。
けど、どこか短時間パートでも見つけて働こうかな。
ずっと、家に居るわけにもいかないし。
そうそう、こうやってこの先には色々と楽しい事が私にも待っているんだと思わなくては。
色々と楽しい事って、他には何だと…。
ふと、考えてしまった。
朝のゴミ出しで、このアパートの住人と、やっと顔を合わせた。
「おはようございます」
挨拶周りもしてないから、何だか後ろめたくて、でも挨拶をする。
「どうも、はじめまして」
「おはようございます」
小さく挨拶を返してくれたのだが、サラリーマンの男は急いで自転車にまたがり、去って行ってしまった。
102号室の住人か。
夜になると楽しげに聞こえてくる声。
優しそうな人。
あんな旦那さんなら、毎日一緒に居て楽しいだろうな。
しばらくは私は家の事に時間を使う。
けど、どこか短時間パートでも見つけて働こうかな。
ずっと、家に居るわけにもいかないし。
そうそう、こうやってこの先には色々と楽しい事が私にも待っているんだと思わなくては。
色々と楽しい事って、他には何だと…。
ふと、考えてしまった。