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痴漢
第1章 電車の中で
遠方の友人と久々会えることになり、朝早くから出かけた私。
普段通勤に電車を利用しない私は、朝の満員電車がどれ程過酷かなど全く想像しておらず、気づけば身動きの取れない程押しつぶされながら、電車のドアの近くでドアと人に挟まってしまっていた。
苦しいなぁ。ドアに身体を預けながら、男の人に囲まれた私は今日の服装を後悔していた。
いつもオシャレで艶のある友人に会うので、今日は張り切ってミニスカートに谷間が少し見えるような服にしていたのだ。
これじゃあまるで、痴漢してくださいといわんばかりではないかと自分に突っ込みをいれる。
しかし、正直にいうとそういうことに全く興味がないわけでもないし……。
そんなことを考えながら電車に揺られていると、太ももに何かがあたってきた。
誰かのカバンかな?
私は身体を少し横にずらした。
すると、背中にぴったりとくっつくように人の気配がして、私の前太ももをなでられた。
「……!!」
なんとか声は抑えたものの身体はびくりとはねてしまう。
「君がこんな格好で、満員電車なんかに乗ってるのが悪いんだよ」
耳元で囁くように男性の声がし、どうすればいいか分からず、私はただ男に触られていることしかできたかった。
真後ろは見ることが出来なかったが、横にいる男性は私に背を向けた状態でこの状況に気づきそうもない。
私が抵抗しないことを受け入れたとおもったのか、男は手をどんどん上にやり、シャツの中に手をいれ、胸を下着ごと揉みしだきだした。
普段通勤に電車を利用しない私は、朝の満員電車がどれ程過酷かなど全く想像しておらず、気づけば身動きの取れない程押しつぶされながら、電車のドアの近くでドアと人に挟まってしまっていた。
苦しいなぁ。ドアに身体を預けながら、男の人に囲まれた私は今日の服装を後悔していた。
いつもオシャレで艶のある友人に会うので、今日は張り切ってミニスカートに谷間が少し見えるような服にしていたのだ。
これじゃあまるで、痴漢してくださいといわんばかりではないかと自分に突っ込みをいれる。
しかし、正直にいうとそういうことに全く興味がないわけでもないし……。
そんなことを考えながら電車に揺られていると、太ももに何かがあたってきた。
誰かのカバンかな?
私は身体を少し横にずらした。
すると、背中にぴったりとくっつくように人の気配がして、私の前太ももをなでられた。
「……!!」
なんとか声は抑えたものの身体はびくりとはねてしまう。
「君がこんな格好で、満員電車なんかに乗ってるのが悪いんだよ」
耳元で囁くように男性の声がし、どうすればいいか分からず、私はただ男に触られていることしかできたかった。
真後ろは見ることが出来なかったが、横にいる男性は私に背を向けた状態でこの状況に気づきそうもない。
私が抵抗しないことを受け入れたとおもったのか、男は手をどんどん上にやり、シャツの中に手をいれ、胸を下着ごと揉みしだきだした。