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【R18】扇情の告白① 堕ちた人妻(改訂版)
第1章 不貞 (息子のような年の差同僚との一度の過ち)
妻と上山は部署が違いますが、総務という仕事柄、会社の人間のことは詳しく知っているそうです。
上山は入社二年目の23歳で、気が弱くいつもおどおどしているところがありお世辞にも仕事ができるようなタイプとはいえず、その日の飲み会でも先輩達からいじられ続けられていました。
帰りの道すがら、たまたまそんな話になったそうです。
「上山君は、もう少し堂々としたほうがいいよ」
「はい……」
「見た目はそんなに悪くないんだから、そうしたらきっとモテると思うわ。そうだ、彼女とかいないの?」
「いません……」
上山は、俯きながらやっと答えました。
「じゃあもしかして……まだそういうこともしたことないの?」
「……ない、です」
上山はふり絞るように呟きます。
「あっ……ごめんなさいね。調子に乗って変なこと言っちゃって」
妻は上山に詫びました。
妻によれば、この時、なぜそんな気持ちになったのかは今でもよくわからないそうです。
酔った勢いということもあったのだと思います。
ただ、目の前で小動物のように臆する青年を前にして、何か母親が子供に接するような気持ちになったのかもしれない、と言っていました。

「上山君、来て」
妻は上山の腕を掴むと、駅へ向かう道路を逸れて入り組んだ横道へと進んでいきました。
「……どこへ?」
「いいから」
たどり着いた一角は、いわゆるホテル街でした。
「ここは……」
「どこでもいいわよね?」
妻は上山の腕を引いて手近なホテルの入り口を潜りました。
受付やエレベータの中でも、上山はおとなしく妻についてきたそうです。
部屋についた上山は、初めて目にする秘め事のためにだけ造られた部屋を所在なげに見回していました。
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