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モーニングコーヒー
第13章 レベル13〜配信者Linの懐妊
こんな経緯で、りんさんはお料理チャンネルも続けつつ、
新たな2本目のゲーム開発の為に、
戦闘系ゲームを始めることになった。
そして、チュートリアルの足りない部分を洗い出したり、
出血が苦手に感じるヒトの為に、
出血量をゼロに出来るように選べる仕様にすることなど、
あれこれ意見を出していった。
その様子を動画にまとめて配信するようになると、
また、りんさんのファンが増えていった。
そして、りんさんの戦闘スキルもメキメキと上がっていった。
りんさんのお父様は、
元夫さんの病院で外国人向けの診察を始めるようになった。
秋は深まり、
冬になると、りんさんのお腹もかなり大きくなっていった。
動画類はまとめて撮影しておいたりして、
流石に年が明けると少し安静にしなくてはいけない状況になった。
産休に入るご挨拶動画をアニメーションと声だけで作って、
それを流した後、
りんさんはスタッフに挨拶した。
「私ね、高齢出産で、
しかも帝王切開だから、
少し長くお休みしないといけないかもなの」
「えっ?
高齢って?」
「やだ。
佐藤くんのお母様、おいくつ?
私とそんなに変わりないわね?」と言うと、
みんなが卒倒しそうになる。
「私が戻るまで、
『ソルト』さんと会社を宜しくお願いします。
ちゃんと予算も勝ち取ったから、
夏のボーナス、期待しててね!」と笑う。
ちょうど打ち合わせに来ていた小川も、
りんさんに頭を下げる。
「本当に2つの省庁から予算取れるとは!
りんさんのおかげです」
「やだ。
こんな小さい会社では、
アイディアあっても相手にされなかったわ?
だから、小川さんのおかげです」と言って、
ハグしてる!
「うわ。
良いな。
りんさんにハグされてる!」と、
みんなが言い始めるから、
結局、りんさんはみんなをハグしていくと、
「家でゲームの検証は続けるから!
私の母にもやって貰うから、
みんなもお正月休みにご実家に帰ったら、
ご両親様とかにやってもらってね?」と笑う。
そうして、りんさんは年末から産休に入って、
家でのんびり出産準備を始めた。
そして、秀人も受験を終えて、
後は結果を待つばかりになった。
2月の終わりに入院して、
無事に出産した。
その日は偶然にも、
りんさんと秀人の演奏を聴いた日から1年目だった。
新たな2本目のゲーム開発の為に、
戦闘系ゲームを始めることになった。
そして、チュートリアルの足りない部分を洗い出したり、
出血が苦手に感じるヒトの為に、
出血量をゼロに出来るように選べる仕様にすることなど、
あれこれ意見を出していった。
その様子を動画にまとめて配信するようになると、
また、りんさんのファンが増えていった。
そして、りんさんの戦闘スキルもメキメキと上がっていった。
りんさんのお父様は、
元夫さんの病院で外国人向けの診察を始めるようになった。
秋は深まり、
冬になると、りんさんのお腹もかなり大きくなっていった。
動画類はまとめて撮影しておいたりして、
流石に年が明けると少し安静にしなくてはいけない状況になった。
産休に入るご挨拶動画をアニメーションと声だけで作って、
それを流した後、
りんさんはスタッフに挨拶した。
「私ね、高齢出産で、
しかも帝王切開だから、
少し長くお休みしないといけないかもなの」
「えっ?
高齢って?」
「やだ。
佐藤くんのお母様、おいくつ?
私とそんなに変わりないわね?」と言うと、
みんなが卒倒しそうになる。
「私が戻るまで、
『ソルト』さんと会社を宜しくお願いします。
ちゃんと予算も勝ち取ったから、
夏のボーナス、期待しててね!」と笑う。
ちょうど打ち合わせに来ていた小川も、
りんさんに頭を下げる。
「本当に2つの省庁から予算取れるとは!
りんさんのおかげです」
「やだ。
こんな小さい会社では、
アイディアあっても相手にされなかったわ?
だから、小川さんのおかげです」と言って、
ハグしてる!
「うわ。
良いな。
りんさんにハグされてる!」と、
みんなが言い始めるから、
結局、りんさんはみんなをハグしていくと、
「家でゲームの検証は続けるから!
私の母にもやって貰うから、
みんなもお正月休みにご実家に帰ったら、
ご両親様とかにやってもらってね?」と笑う。
そうして、りんさんは年末から産休に入って、
家でのんびり出産準備を始めた。
そして、秀人も受験を終えて、
後は結果を待つばかりになった。
2月の終わりに入院して、
無事に出産した。
その日は偶然にも、
りんさんと秀人の演奏を聴いた日から1年目だった。