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モーニングコーヒー
第15章 レベル15〜ラスボス攻略
新しいゲームが世界同時に発売されて、
売上も評判も上々だった。
俺とりんさんは曜日を決めて、色々な時間にログインした。
りんさんは殆ど戦闘はしないから、
ちっともレベルは上がらないけど、
のんびりチャットを楽しんだり、
ハウジングをしたりしていた。
俺は、ガチ勢と高難易度コンテンツに挑んだり、
動画編集をして配信したりしていた。
時には、りんさんを連れてダンジョンに行ってみる!
というシリーズの動画も撮ったりした。
お供に誰が行くか、
水面下であれこれ談合してるようだったけど、
毎回、違うメンバーで行くようにしていた。
このゲームには、発表していないが、
ふたつの秘密があった。
ひとつは、使用している音楽は、
秀人が全て作曲と編曲をしていること。
親の七光りと言われたくないからと、
アーティスト名で売り込みしてきて採用されていた。
俺たちも聞かされてなくて、
販売直前の記者会見で、
ソルトみたいな格好で秀人が並んで座っていて、
度肝を抜かれた。
りんさんは涼しい顔でとぼけていたけど、
俺だけ知らなかったのかどうかは謎だ。
この件は、外部には公表していない。
そして、もう一つは、
ゲームクリア後のボーナスステージとして用意したのが、
結構難しいダンジョンで、
ラスボスはりんさんにしてしまった。
ここまで辿り着くのはなかなか難しいだろうし、
ちゃんと気がつくヒトも少ないかもしれないから、
内心、楽しみにしている。
りんさんはおそらく…
戦闘することは殆どないから辿り着くのは有り得ないだろう。
売上も評判も上々だった。
俺とりんさんは曜日を決めて、色々な時間にログインした。
りんさんは殆ど戦闘はしないから、
ちっともレベルは上がらないけど、
のんびりチャットを楽しんだり、
ハウジングをしたりしていた。
俺は、ガチ勢と高難易度コンテンツに挑んだり、
動画編集をして配信したりしていた。
時には、りんさんを連れてダンジョンに行ってみる!
というシリーズの動画も撮ったりした。
お供に誰が行くか、
水面下であれこれ談合してるようだったけど、
毎回、違うメンバーで行くようにしていた。
このゲームには、発表していないが、
ふたつの秘密があった。
ひとつは、使用している音楽は、
秀人が全て作曲と編曲をしていること。
親の七光りと言われたくないからと、
アーティスト名で売り込みしてきて採用されていた。
俺たちも聞かされてなくて、
販売直前の記者会見で、
ソルトみたいな格好で秀人が並んで座っていて、
度肝を抜かれた。
りんさんは涼しい顔でとぼけていたけど、
俺だけ知らなかったのかどうかは謎だ。
この件は、外部には公表していない。
そして、もう一つは、
ゲームクリア後のボーナスステージとして用意したのが、
結構難しいダンジョンで、
ラスボスはりんさんにしてしまった。
ここまで辿り着くのはなかなか難しいだろうし、
ちゃんと気がつくヒトも少ないかもしれないから、
内心、楽しみにしている。
りんさんはおそらく…
戦闘することは殆どないから辿り着くのは有り得ないだろう。