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モーニングコーヒー
第3章 レベル3〜スゴイ勘違い
部屋に入ると、シーリングライトは消えていて、
間接照明だけになっていた。

そして、
リビングのソファの横の小さいテーブルに
キャンドルとグラスと細長い皿が置いてあって、
チーズとかナッツ、オリーブや燻製の牡蠣とかが並べてあった。


こんなの、準備してくれてたからか、
まだ風呂から出てなかった。


先に呑んでた方が良いのかな?

そう思ったけど、
折角だから待ってようと思った。


暫くすると、
りんさんが肩にタオルを載せてガシガシと髪を拭きながらリビングに入って来た。


「待っててくれたの?
ごめんなさい。
髪、乾かしちゃっても良い?
飲んでてくださいね?」と声を掛けてくれて、
また、戻ってしまう。


紺色に白い縁取りの入ったパジャマに、
同じ色のガウンみたいなのを羽織ってた。

なんか、可愛いぞ。

少しダブついた靴下も履いてる。



サラサラの髪を下ろしてるから、
隣に座ると凄く良い香りがする。

ちょっとクラクラしてしまいそうになる。


「ん。
ちょっと待って?」と、
キッチンに戻ると、
冷凍庫から出したらしいキンキンに冷えたグラスを持って来てくれる。


「そっちの、出しておいたから冷たくなくなっちゃったでしょ?」と、自分の方にそのグラスを置いて、
新たに持ってきたグラスを俺に渡してくれる。


「ビール注ぐの、
下手くそなのよね?」と言いながら、
真剣な顔で注ぎ始める。

「あれ?
どのタイミングで斜めにするんだっけ?」と言いながら、
楽しそうに注いでくれる。


りんさんのは、俺が注ぐと、
乾杯してから飲んだ。


俺は一気に飲み干すと、
りんさんが笑う。


「駿さん、すごく美味しそうにビール、飲みますね?」


そう言って、また、注いでくれる。


ヤバい。
このペースだと、
こないだと同じで、
酔い潰れる。

だから、慎重に350のを3本だけにしたんだ。


でも…。
それでも、なんか、りんさんに酔ってしまいそうだった。



「お酒に合いそうなモノ、これしかなくて…」と言いながら、
ビールを勧めてくれるりんさんは…

悪魔なのか?
俺を酔い潰させる作戦なのか?

でも、それでも良いかな?
いきなり迫って、
無理矢理ヤルとかは、
避けないといけないだろうなと思ったりもした。



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