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モーニングコーヒー
第4章 レベル4〜初めての夜?
「はぁ…。
ヤバい。
りんさんと居ると、俺、骨抜きになる。
あ、シーツ、汚しちゃったな。
ごめん」

「私もなんか…
凄く淫乱になった気がします」と恥ずかしそうに言う。


いや、
淫乱ってことは…。
むしろ、清純だよ。


「シーツとか、お洗濯しちゃいますね?
シャワーしますよね?」と言う。


「一緒に浴びたい」


「良いですよ。
でも、灯りは消してくださいね?」と紅い顔で言う。


頬にキスして、
「おはよう」と改めて言うと、
りんさんも頬にキスを返してくれながら、
「駿さん、おはようございます」と言ってくれる。


ガウンを羽織ると、
シーツを剥がして、
床に落ちているタオルや俺のTシャツや、
俺が脱がせたパジャマを拾って抱える。


洗濯機にそれを入れて、
一緒にシャワーを浴びる。

勿論、身体を洗ってあげると、
恥ずかしそうにりんさんも俺のことを洗ってくれる。

シャンプーはそれぞれしてから、外に出て、
身体を拭いて、
りんさんは部屋着に着替える。

俺はリビングに置いたリュックからTシャツとパンツを出して着替える。

なかなか戻ってこないから、
洗面所を覗きに行くと、
使ったタオルで浴室の中を拭いていた。

背伸びして壁とかも拭いているから、
「手伝うよ?」と言ってバトンタッチした。


「私だけだと、
そんなに高い方まで濡れてないから…」と笑う。

タオルを洗濯機に入れて、
スイッチを押すと、
「コーヒー、淹れますね?」と、微笑んだ。


うん。
今日は本当の「モーニングコーヒー」って感じだなと思いながら、
「俺が淹れるよ?」と言った。


「じゃあ、お願いしようかな?
私は軽い朝食、作りますね?」とりんさんが笑う。


なんか、新婚さんみたいだぞ。
ホント、幸せだ。


俺はいそいそとマシンでコーヒーを2つ淹れて、
ダイニングテーブルに置いた。
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