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モーニングコーヒー
第6章 レベル6〜1ボスの攻略
「で、貴方はどなたなの?」
「この度、りんさんと結婚することになりました塩田と申します」
「何を言ってるの?
うちの嫁と結婚なんて、出来るわけ、ないでしょう?
そうでしょう、鈴さん?
お祖母様の介護があるから、
そちらに行ってるだけでしょう?」
えっ?
何を言ってるんだ?
でも、真顔だよ。
「お母様、何度言ったら判るんだ?
鈴さんとは離婚したよ。
僕の言うことを聞かないからな」
「あら?
言うこと聞かないなら、
縛り上げて聞かせれば良いのよ」と、
淡々と言う。
なんだ?
この婆さん。
怖いよ。
りんさんが青褪めた顔で、
「秀人、お部屋に行ってて?」と言う。
「いや、ここに居るよ?」と、
秀人は答えた。
「ああ。
お母様は混乱しているようだね?
京子、ちょっとお母様をお部屋にお連れして?」
「1人で戻れますよ。
年寄り扱いしないで?
なんなの、この女も陰気で大嫌い。
出て行きなさいよ」と言って、
手を払い除けると部屋を出て行った。
変な沈黙に包まれる。
りんさんが、
「あの…京子さんもそこに座ってください」と席を勧めると、
静かな声で話し始めた。
「この度、りんさんと結婚することになりました塩田と申します」
「何を言ってるの?
うちの嫁と結婚なんて、出来るわけ、ないでしょう?
そうでしょう、鈴さん?
お祖母様の介護があるから、
そちらに行ってるだけでしょう?」
えっ?
何を言ってるんだ?
でも、真顔だよ。
「お母様、何度言ったら判るんだ?
鈴さんとは離婚したよ。
僕の言うことを聞かないからな」
「あら?
言うこと聞かないなら、
縛り上げて聞かせれば良いのよ」と、
淡々と言う。
なんだ?
この婆さん。
怖いよ。
りんさんが青褪めた顔で、
「秀人、お部屋に行ってて?」と言う。
「いや、ここに居るよ?」と、
秀人は答えた。
「ああ。
お母様は混乱しているようだね?
京子、ちょっとお母様をお部屋にお連れして?」
「1人で戻れますよ。
年寄り扱いしないで?
なんなの、この女も陰気で大嫌い。
出て行きなさいよ」と言って、
手を払い除けると部屋を出て行った。
変な沈黙に包まれる。
りんさんが、
「あの…京子さんもそこに座ってください」と席を勧めると、
静かな声で話し始めた。