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モーニングコーヒー
第6章 レベル6〜1ボスの攻略
「まだ、お義母様に離婚のこと、
きちんとお話してないんですか?」


「したよ。
でも、認めようとしないんだ。
認知症も進んでるのかな?」と言う。


「何年経ってると思うんですか?
とにかく、私は再婚しますし、
秀人も引き取ります」


「そんなことは認めない」


「でしたら、来週、
改めて弁護士さんとこちらに伺います。
その後は、裁判かしら?」


「ここに?
弁護士と?
そんなことしたら、お母様に知られてしまうじゃないか?」


「いつまでも言いなりで、
きちんと説明も出来てないなんて、
だらし無いじゃないですか?」


「何を…?」
と言いながら、
また、手近の茶碗を投げつけようとする。


「大きな音を立てたら、
また、お義母様がいらっしゃいますよ?」と言うと、
手が止まる。


暫く肩で息をしていたかと思うと、
俺の方を向いて、
「こいつ、傷物だよ?
もう見たのか?
腹には傷があるし、
パイパンで…」


「秀人の前で、
何言ってるんですか?
辞めてください」とりんさんが震えながら言う。


俺は、
「それがどうしたんですか?
腹の傷は、
秀人を産んだ勲章ですよ?
パイパン?
お前がそうさせたんだろ?
かえって、とても美しいりんさんを味わえて、
感謝申し上げますよ?」と、
『ソルト』の声で凄んでみせた。


そして、秀人に、
「学校のモノだけ、
まとめてくると良いよ。
そのまま、一緒に帰ろう。
良いですよね?」


「誘拐で訴えるぞ?」


「どうぞ?
その前にこっちも、警察呼びますよ?
いきなり、暴行を受けたって。
そして、りんさんや秀人にも危害を加える恐れがあるからと言って、
連れ帰ります。
警察来たら、
あの婆さん、また大騒ぎするかな?
縛って言うことを聞かせるとか、
あいつも危険だって証明出来て、
こっちには有利になるかな?」


「警察は…辞めてくれ」


「じゃあ、秀人を連れ帰るの、
問題ないですよね?」


力無く頷くのを見て、
「あっ、さっき灰皿を投げつけられた後、
警察呼ぼうと携帯持った後の会話は、
念の為、録音させてもらってます。
録音することを言ってなかったから、
その部分は証拠にはならないけど、
何かの時の参考には出来ますから。
ここから後の会話は、
正式に録音させて貰いますよ?」と伝えると、
目をひん剥きながら睨んできた。

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