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近くて遠い
第13章 渦巻く気持ちと交わり
「あぁっ……っ…はぁっ……!」
腰がはねあがってしまっても、有川様は蜜で溢れたそこを捕らえたまま逃がさない。
あぁっ…
もう…
訳がわからない快感に身体が飲まれていく…。
「んっ…」
それと同時に、唇まで塞がれて…。
激しいのに優しい…
絡まる舌から滴る唾液──
身体を駆け巡る快感──
「はぁ……」
唇を放しながら有川様が洩らした吐息に
ドキッと胸が鳴った。
ゆっくりと着ているものを脱いでいく有川様に
目を奪われた。
透けそうなほど白い肌なのに、
しっかりと付いた筋肉。
ギリシャ彫刻なのかと見紛うほどの肉体美……
あぁ…なんて綺麗なんだろう…
「真希…」
いつもと違う甘い声が
何度も何度も私の身体を痺れさせる…
「ああっ…」
その瞬間、濡れたそこに有川様は自身の固くなったそれを当てがって擦り付ける。
ビリビリと刺激が身体を駆け巡って戸惑う私の胸を、有川様は息を荒げながら舌で弄んでいた。
いつの間にか、
嫌だという気持ちが消えて、ただただ優しく美しい人に全てを見られていることに恥ずかしかった。
私の顔の脇に手をついた有川様は、額に汗を浮かべながら、私の事を強く見つめた。
そんな風に見つめられたらっ…おかしくなってしまう…
「真希っ…
俺はお前が欲しい…っ」
大きく反りたった有川様のそれが、
クチャクチュと淫らな音をたてて、私の入り口にあてがわれる。
「あっ、有川さまっ…」
無理矢理犯されそうになっているのに、
身体がその先を期待してる…
知らない世界…
この先に何があるのか…
恐くなった私は涙目で有川様を見つめた。
「こわいかっ……?」
私の首筋に流れる汗を、舐めとりながら、有川様が呟く。
「あっ…」
抑えられない喘ぎ声を出しながら首を縦にコクコクと振った。
「掴まれっ…そして放すなっ…」
いつもは余裕たっぷりの表情が、苦しそうに歪んでいる…
ずるい…
至近距離でそんな風に見つめられながら、囁かれたら…。
私は言われた通り、有川様の逞しい身体に腕を回してしがみついた。
腰がはねあがってしまっても、有川様は蜜で溢れたそこを捕らえたまま逃がさない。
あぁっ…
もう…
訳がわからない快感に身体が飲まれていく…。
「んっ…」
それと同時に、唇まで塞がれて…。
激しいのに優しい…
絡まる舌から滴る唾液──
身体を駆け巡る快感──
「はぁ……」
唇を放しながら有川様が洩らした吐息に
ドキッと胸が鳴った。
ゆっくりと着ているものを脱いでいく有川様に
目を奪われた。
透けそうなほど白い肌なのに、
しっかりと付いた筋肉。
ギリシャ彫刻なのかと見紛うほどの肉体美……
あぁ…なんて綺麗なんだろう…
「真希…」
いつもと違う甘い声が
何度も何度も私の身体を痺れさせる…
「ああっ…」
その瞬間、濡れたそこに有川様は自身の固くなったそれを当てがって擦り付ける。
ビリビリと刺激が身体を駆け巡って戸惑う私の胸を、有川様は息を荒げながら舌で弄んでいた。
いつの間にか、
嫌だという気持ちが消えて、ただただ優しく美しい人に全てを見られていることに恥ずかしかった。
私の顔の脇に手をついた有川様は、額に汗を浮かべながら、私の事を強く見つめた。
そんな風に見つめられたらっ…おかしくなってしまう…
「真希っ…
俺はお前が欲しい…っ」
大きく反りたった有川様のそれが、
クチャクチュと淫らな音をたてて、私の入り口にあてがわれる。
「あっ、有川さまっ…」
無理矢理犯されそうになっているのに、
身体がその先を期待してる…
知らない世界…
この先に何があるのか…
恐くなった私は涙目で有川様を見つめた。
「こわいかっ……?」
私の首筋に流れる汗を、舐めとりながら、有川様が呟く。
「あっ…」
抑えられない喘ぎ声を出しながら首を縦にコクコクと振った。
「掴まれっ…そして放すなっ…」
いつもは余裕たっぷりの表情が、苦しそうに歪んでいる…
ずるい…
至近距離でそんな風に見つめられながら、囁かれたら…。
私は言われた通り、有川様の逞しい身体に腕を回してしがみついた。