この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
近くて遠い
第42章 愛すこと、愛されること
かわいいことばかり言う真希に光瑠は少し困る。
そしてすぐに微笑むと、真希の小さな手を掴んで自分の胸に当てた。
そんな光瑠の仕草に真希は目を見開いて、掴まれた自分の手を見る。
「……それはお前だけじゃない…」
異常なほど速まっている光瑠の心拍音を真希は手のひらで感じた。
「俺も……お前が愛しすぎて苦しい…」
甘く吐かれた光瑠の言葉…
真希は自分の心拍数が光瑠と重なるのを感じた。
そして
再び熱い唇を重ねた。
それは二人にとって初めての行為ではない。
なのに、
愛してると…
愛されていると知った今、
キス1つでもここまで違うのかと二人は思いながら、舌を絡めた。
光瑠は真希の後頭部を支えながら、ゆっくりと真希の身体をベッドの上に倒して覆い被さった。
つい
荒々しくしそうになる自分に度々ブレーキをかけて、ひたすら優しく真希と舌を絡める。
「……はぁ…っ…ん……」
真希の甘い吐息が光瑠を刺激する。
ずっとこうしたかった──
酒にまみれて
意識を混濁させながらも
考えることは
やはり真希のことばかりだった。
こうしたくて…
ずっと…
ずっと…
そしてすぐに微笑むと、真希の小さな手を掴んで自分の胸に当てた。
そんな光瑠の仕草に真希は目を見開いて、掴まれた自分の手を見る。
「……それはお前だけじゃない…」
異常なほど速まっている光瑠の心拍音を真希は手のひらで感じた。
「俺も……お前が愛しすぎて苦しい…」
甘く吐かれた光瑠の言葉…
真希は自分の心拍数が光瑠と重なるのを感じた。
そして
再び熱い唇を重ねた。
それは二人にとって初めての行為ではない。
なのに、
愛してると…
愛されていると知った今、
キス1つでもここまで違うのかと二人は思いながら、舌を絡めた。
光瑠は真希の後頭部を支えながら、ゆっくりと真希の身体をベッドの上に倒して覆い被さった。
つい
荒々しくしそうになる自分に度々ブレーキをかけて、ひたすら優しく真希と舌を絡める。
「……はぁ…っ…ん……」
真希の甘い吐息が光瑠を刺激する。
ずっとこうしたかった──
酒にまみれて
意識を混濁させながらも
考えることは
やはり真希のことばかりだった。
こうしたくて…
ずっと…
ずっと…