この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて遠い
第45章 近くて…
─────────…


澄み渡る青空の下、


私は合わせていた手を下ろして一人微笑んだ。



「任せてください…」



ポツリとそう呟くと、ケラケラと隼人の笑い声が聞こえる方に振り返った。



「なっ…!だから、砂をかけるなと言ってるだろうが!」



ワイシャツの袖を捲りながら、光瑠さんと隼人が土を掘っている。



「あぁ、光瑠さん、顔に土が付いてますよ…」



私は笑いながら、駆けよって土のついた頬を見つめた。


「ん」


頬につき出した光瑠さんの隣にしゃがんで、私はそれを払った。



「……随分長かったな」


土を払い終えると光瑠さんが私がさっきまで手を合わせていた悠月さんのお墓に視線を移した。
/518ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ