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近くて遠い
第10章 偽りと有川邸
「ひかる?かっこいい!!」
隼人は落ち込む所か、目を輝かせて有川様を眺めた。
「はっ隼人…呼び捨てにしないの!」
慌てて私がそういうと、隼人は不思議そうに首をかしげた。
ヒヤヒヤとする私の背後から控えめな笑い声が聞こえた。
「古畑、何がおかしい」
有川様が低く呟く。
不思議に思って振り返って見ると古畑さんが口を押さえて微笑んでいた。
「いえ、何も…
では、隼人様は、私と一緒にお部屋へ参りましょう。」
そして古畑さんが隼人の手を引いた。
「お姉ちゃんは?」
「お姉さまもあとですぐに行きますから。隼人様は先にこちらへ。」
古畑さんの言葉が信じられないのか、隼人は今度は私を見た。
「大丈夫よ、後でちゃんとお姉ちゃんも行くから。」
そう私が言うと隼人は笑顔で頷いて、古畑さんと部屋を出ていった。
バタン…と閉じた扉を眺めていると腰に腕が回されてグッと引き付けられた。
「きゃっ…」
背中に感じる体温にドキンと胸がなる。
「どういうつもりだ」
低い声が耳元で囁かれて身体がゾワッとした。
「すみません…伝えたと思っていたのですが…」
「俺はガキが嫌いだ」
「ひゃっ」
ツー…と首元に今まで感じたことのない刺激を感じた。
舐められてる……?
「粗末な服だな。」
響く水音と有川様の声が、身体いっぱいに広がる。
「ふぁっ……ん……やめ…てくだ…さ」
首元を這っていた舌が
艶かしく耳の周りまで移動する
なにこの感覚……
「はっ……あ…っ」
止まらない卑猥な声に顔が熱くなる。
「いつも結ってあるから分からなかったが、随分髪が長いな」
隼人は落ち込む所か、目を輝かせて有川様を眺めた。
「はっ隼人…呼び捨てにしないの!」
慌てて私がそういうと、隼人は不思議そうに首をかしげた。
ヒヤヒヤとする私の背後から控えめな笑い声が聞こえた。
「古畑、何がおかしい」
有川様が低く呟く。
不思議に思って振り返って見ると古畑さんが口を押さえて微笑んでいた。
「いえ、何も…
では、隼人様は、私と一緒にお部屋へ参りましょう。」
そして古畑さんが隼人の手を引いた。
「お姉ちゃんは?」
「お姉さまもあとですぐに行きますから。隼人様は先にこちらへ。」
古畑さんの言葉が信じられないのか、隼人は今度は私を見た。
「大丈夫よ、後でちゃんとお姉ちゃんも行くから。」
そう私が言うと隼人は笑顔で頷いて、古畑さんと部屋を出ていった。
バタン…と閉じた扉を眺めていると腰に腕が回されてグッと引き付けられた。
「きゃっ…」
背中に感じる体温にドキンと胸がなる。
「どういうつもりだ」
低い声が耳元で囁かれて身体がゾワッとした。
「すみません…伝えたと思っていたのですが…」
「俺はガキが嫌いだ」
「ひゃっ」
ツー…と首元に今まで感じたことのない刺激を感じた。
舐められてる……?
「粗末な服だな。」
響く水音と有川様の声が、身体いっぱいに広がる。
「ふぁっ……ん……やめ…てくだ…さ」
首元を這っていた舌が
艶かしく耳の周りまで移動する
なにこの感覚……
「はっ……あ…っ」
止まらない卑猥な声に顔が熱くなる。
「いつも結ってあるから分からなかったが、随分髪が長いな」