この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第14章 そこを動くな

「休みはいつからだ?」

唐突な質問。

「休み…?授業は次の金曜日に終わりますけど」


柚子の返答に、匠は真っ直ぐ前を見たまま歩き続ける。


「……?」

「休みに入ったら…行くところがある」

「…あっ、でも、8月の半分は実家に帰ります!」

「……何だと…!?」

「ごめんなさいっ」


少し声を荒げた匠を柚子はどぎまぎしながら見上げた。


「いや…、それは仕方無い……」


──お許しが出ました。

良かった…。



「どこに行くんですか?」

落ち着いた匠を確認して尋ねる。



「……夏だからな」

「夏だから…」

「海だ」

「ああ、なるほど」


思わず頷いていた。



……ん!?


「……え…、海…っ…?」


驚いた柚子は立ち止まる。


匠は彼女の顔を覗き込んだ。




「可愛い水着を着てこいよ」








/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ