この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第16章 海



♪⌒♪~∫♭~ー♪




駅前の広場にある噴水

そこに腰掛ける一人の女性。



耳にイヤホンをして何か音楽を聴いている彼女は、
ホワイトのさらりとしたワンピースに、可愛らしい麦わら帽子を浅く被っていた。

ワンピースの腰部分はゆるく縛られている。


「…~♪」


軽く首を傾け雲ひとつない真っ青な夏空を眺める彼女の身体は、僅かにリズムをとって揺れていた。




全く警戒心のない彼女。









ガシッ!!!



「!!!」




突然


横から後ろを通り回された手が彼女の口をふさぎ

力強い腕が、がっしりとその動きを封じた。




「…ッ!!!…んむむーー!………、………んむ」



心臓が止まるかと思うほどの驚きに、ふさがれた口からあがった悲鳴。


相手が誰かに気づくと、その声も収まった。



「・・・・」


口を塞がれ身体の自由を奪われたまま

目の前にあるその顔を見る。



逆光ではっきりとは見えないが

自分を覗き込んでいるのは

あの

不敵な笑み。





/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ